10月のオモコロチャンネルを完全予想!

こんにちは、酉医⛩️です。

みなさんは『オモコロチャンネル』を見たことがありますか?私は四六時中垂れ流しているため、ほぼ生活音の一種だと錯覚しています。この記事を見に来るような酔狂な貴方もおそらく見たことがあるのではないでしょうか?

『オモコロチャンネル』とは、Webメディア“オモコロ”のYouTubeチャンネルです。チャンネル登録者数は35万人を超えており、中堅人気YouTubeチャンネルといえます。個性豊かで奇抜ともいえる発想を持ち合わせたライター達による、おふざけ動画投稿チャンネルといったところでしょうか。

 

「砂浜に食べ物を埋めて味わう動画」をはじめとした“奇抜”な動画を上げている彼らの考えは、もはや我々常人の考える域を超えているといっても過言ではないでしょう。

youtu.be

そこで今回は、『オモコロチャンネル』の10月に投稿される動画をなんとか予想していきたいと思います。

 

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」という偉人の言葉に倣い、まずは“彼”ことオモコロチャンネルを“知り”たいと思います。

 

"彼"を知る....?

まずはオモコロチャンネルのこれまでに投稿された全603動画(9/23時点生放送を除く)を表計算アプリに打ち込んでいきます。

次に“動画内容”をもとにジャンル分けを行い、分析を行なっていきます。

うん、言わなくてもわかります。

今貴方はこう思ったのでしょう。

(見づらいし、分かりにくすぎる)

(カラーリングセンス終わってるんか?)

なぜこうなってしまったのか、それを知るためにはまず“己”を“知る”必要がありました。

 

“己”を“知る”

そもそも私は社会人ですが、一般的なサラリーマンではありません。

酉医⛩️という名前にもある通り、医師をしています。

医師というのは研究職以外だと、業務で表計算アプリを使うのはスケジュール調整などのおままごと程度のものだけです。

また学生時代、技術の授業ではネットサーフィンばかりしてExcelの使い方をまともに覚えようとしてこなかった私は表計算アプリの“素人”そのものといえるのです。

出来ることといえばSUM関数のみ。

そんなズブな素人の私はもちろんプログラミングなど組むことなど出来ません。

そのため以下のような、お粗末なアナログ行動で今回の記事に挑んでいます。

①完全に手作業で全603動画を打ち込む

②ジャンル分けも手作業

③ジャンル毎の動画数を手作業でカウント

このような無能っぷりに頭を抱えていたとき、原宿さんのひとつの言葉が私の脳裏をよぎりました。

「欠損を許せ」

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おそらくこの言葉は本来、(お互いに相手の)欠損を許せ、という意味なのですが、私は自分に甘い人間です。(自分で自分の)欠損も許していこうと思います。

つまり、あまりにも見づらく分かりにくいこの全動画まとめをもとに無理やり考察していきたいと思います😇

 

“彼”を“知る”

話が脱線してしまいましたが、本筋に戻りたいと思います。

オモコロチャンネルの全603動画を表にし、分かったことをまとめていきます。

[http://]

 

・こいつら飯食いすぎだろ......

飯関連動画が明らかに増えてきています。

会社の経費で美味い飯と酒をいただくチャンネルと化してきています。

「こんなことが許されていいのか?」という気持ちと「いいぞ、もっとやれ!」という気持ちの両方が生まれてはせめぎ合うので不思議なチャンネルですね。



・クイズが熱い!!!

発想力豊かな彼らは今までにたくさんのオリジナルゲーム・選手権を生み出して来ましたが、最近はネタ切れ気味です。その代わりに増えて来ているのが、クイズ企画です。カメラマンの電気バチさん持ち込みのクイズ企画やなりすましクイズ、漫画に関連したクイズなど、様々な方面からクイズ企画を生み出しており、再生回数も安定して取れています。

 

ボードゲーム企画は案外まとまって出ている!?

オモコロ編集担当(電気バチさん・新玉さん・柳田さん)が仰っていたのですが、ボードゲームは動画時間が長く編集も大変だそうです。それが理由なのか、オモコロメンバーが企画を考えるのをサボったのが原因なのかは分かりませんが、ボドゲ動画はまとまって出ていることが多いと今回視覚化して初めて気づきました。

2022年序盤

こうやってみると飯食ってボードゲームして川柳読むただのジジイですね......。

 

・2023年はAI動画と公募動画が1本も投稿されていない

オモコロチャンネルで一番再生回数が取れていると言っても過言ではないAI動画企画が今年は未だ0本というのは驚きですね。ここぞというときの切り札として残しているのでしょうか。また川柳の公募に応募しようという定番の動画も今年は上がっていないのは意外でした。

 

・記事や匿名ラジオからの逆輸入が増えて来ている

最近のオモコロチャンネルでは記事も読んでほしいということで、人気記事の動画版や記事を元にしたクイズなどが見られる。また、今までオモコロチャンネルに出てこなかったライターがダービー企画などで出演していたりと、オモコロチャンネル以外のコンテンツにも興味を持ってもらおうという意思があるように感じます。

 

・人気企画も打ち切られていく......

みなさんはオモコロチャンネルの正月といえば何が浮かびますか?

そう、”NO練習隠し芸”ですよね。謎かけを放置する原っち、ケツに物を突っこんで答えるARuFaさんなど記憶に残る名シーンを生み出してきた人気企画なのですが、実は2023年は行われていません。労力に見合わない企画はどんどん打ち切られていっている可能性があります。

 

ここまで過去の動画についての考察を書いてきましたが、予想において過去を知ることだけでは不十分です。受験において過去問だけではなく、時事などについても対策する必要があるのと同じですね。

それではオモコロちゃん関連の現状を見ていきましょう。

・かまどさんが育休中である

ふっくらすずめクラブのリーダーであるかまどさんですが、オモコロチャンネルにも数多く出演しています。永田さんのお気に入りということもあり、ことあるごとにイジられているかまどさん。純粋にお笑い能力が高くアドリブでその場を盛り上げられるため、様々な企画で重宝されています。そのため、終了画面選手権やとんがり王のような永田さんがかまどさんを変装させて遊んでいる企画は年内は行われないのではないでしょうか。いつかまたかまどさんの姿がオモコロチャンネルで見れる日が待ち遠しいですね。

 

・視聴者が繰り返し観てる動画ベスト20が発表された

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オモコロチャンネル公式切り抜きチャンネルから最近ある動画が投稿されました。

視聴者が繰り返し見てる動画をアンケートで募集したものの結果発表動画です。

オモコロチャンネルでは再生回数の初速やリピート数を結構気にしているような言動が何度か見られています。そのため、今後視聴者アンケートを反映した動画増える可能性は十分にあり得ます。

 

予想開始!

 

10月には火・金・土曜日が合計13回あります。

つまり13個の動画を予想することになります。

前置きが長くなりましたが、10月の動画予想がこちら!

 

1.秋のおつまみ◉
2.ヤコブさん空を飛ぶ(空飛ぶヤコブ
3.炊き込みご飯選手権
4.包み焼く日(ホイルホイルボーイズ)
5.ボドゲ(じゃれ本)

6.ボドゲ(チャオチャオ3)

7.なりすましクイズ ヤスミノ編
8.LINEスタンプクイズ ジョジョ
9.無限に食えるダービー(オモちゃんメンバー編)

10.NEW運動会選手権!

11.川柳公募
12.恐山のAI企画 コラボ編(ふっくら)◉

13.好きなもの本気プレゼン 恐山シャニマス編◉

※特に自信がある3つに◉をつけています

それぞれについて詳しく見ていきましょう!

 

1.秋のおつまみ

季節のおつまみを持ち寄り合法的にお酒を飲むご褒美企画。

春、夏、冬はやっているのですが、実はまだ秋編が動画化されていないので間違いなく来るでしょう(問題は9月中に来てしまわないか)

※動画でやりそうなこと

永田さんが秋と言ったら芋でしょと言って高級イモ焼酎を持ってくる

 

2.ヤコブさん空を飛ぶ(空飛ぶヤコブ

面白い名前の料理を作る企画。

ヤンソンの誘惑』『坊さんの気絶』に続く第三弾として『空飛ぶヤコブ』を予想。

ja.wikipedia.org

 

3.炊き込みご飯選手権

秋の味覚といえば、炊き込みご飯。

新七味などのように1人1つ食材を持ってきて炊き込みご飯を作るかも?

炊き込みご飯は主食なので、秋のおつまみ動画と被ることもなさそうですね。

 

4.包み焼く日(ホイルホイルボーイズ)

飯企画でやりそうなものを考えてみたところ浮かんだのがこれ。オモコロチャンネルではある調理法でいろんな食材を試して新たな発見を探すことがよくあります。それになんとなくオモコロ(特に原宿さん)ってホイル焼きとか好きそうじゃないですか?


5.ボドゲ(じゃれ本)

オモコロの人気ボードゲーム企画、じゃれ本。

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2023/2/11が最後の動画のため、そろそろ来てもおかしくないです。

オモコロ切り抜きちゃんねるの視聴者が繰り返し観てる動画ベスト20で1位を取っていることから、オモコロ編集部もその需要を認識していそうです。


6.ボドゲ(チャオチャオ3)

同じくオモコロ切り抜きちゃんねるの視聴者が繰り返し観てる動画ベスト20にて3位という高順位を獲得している、『チャオチャオ』

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ベスト20はおそらくシリーズ毎に累計の投票数を数えているため、挙がっている動画の多いシリーズは順位が高くなりやすい傾向にあります。

しかし、驚くべきことに『チャオチャオ』の動画は2本しか挙がっていないのです。

すなわち、需要の塊ということを編集部も認識しているはずなのです。

推奨プレイ人数2-4人のボードゲームのため、全員参戦したことがないこのチャオチャオですが、もしかすると今回5人全員参戦であの狂った戦いが見えるかもしれないという期待も込めて予想させていただきました。


7.なりすましクイズ ヤスミノ

なりすましクイズは再生回数が取れているためここいらで10月のクイズ企画でも来るのないかと予想。

また、後輩思いの永田さんは、かまどが育休で苦労しているであろうふっくらすずめクラブを応援するという意味でも、ふっくらメンバーをオモコロチャンネルに出す機会が増えるのではないでしょうか。

 

8.LINEスタンプクイズ ジョジョ

HUNTER×HUNTER版の同企画の再生回数は平均かやや少なめだが、漫画クイズ系の動画は再生回数が少なくても楽しいからという理由で定番化していることから予想。

同じくクイズ系では電気バチさんが考えてくるものが多いためそちらと迷ったが、漫画関連の投稿ペース的にこちらを優先した。

www.famitsu.com

 

9.無限に食えるダービー(オモちゃんメンバー編)

これまでに2回行われている無限に食えるダービーは再生回数も安定しており、第3弾を期待する声も多いです。そして第2回の終盤でオモコロチャンネルメンバーで今度やろうというセリフが出て来ています(回答者どうするの問題でうやむやになっていますが)

原宿さんが満腹で困っている顔を、狂っていく様子を見たくないですか?私は見たいです!願望も込めて今回予想させていただきました。

 

10.NEW運動会選手権!

秋といえば運動会が行われる学校も多いのではないでしょうか。最近ではコナン5種の動画が再生回数を取れていることもあり、撮影スタジオを借りて運動する動画が上がると予想します。匿名ラジオからの逆輸入パターンやコナン5種のようなキャラクター関連、コロコロコミックなどとコラボした対戦企画など様々なパターンが考えられますね。

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11.川柳公募

あれだけ擦りに擦っていた公募企画なのですが、なんと2023年はまだひとつも動画が上がっておりません。

このままではが〜まるとチョバが忘れ去られ、いつしか存在が消えてしまいかねない…。

ということでここいらで公募をやってもらいましょう。

↓オモコロメンバーが選びそうな公募

www.mainichi.co.jp

www.itabashi-houjinkai.or.jp

content.apahotel.com

 

12.恐山のAI企画 コラボ編(ふっくらコラボ)

オモコロが誇る大人気企画『AIに全部任せちゃおう』の新作がそろそろ出ると予想。

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オモコロチャンネルで動画が出たのは2022/11/4であり約1年登場していません(実はチャンネルMVPイベントでやっているので2023/4/8が最後、それでも半年は登場していない)

『AIに全部任せちゃおう』企画はこれまで謝罪・ドッキリ・イベントとテーマ自体は至って王道なものが多いです。

そのため今回はYouTubeの定番、コラボ回をやるのではないかと予想します。

そもそもオモコロチャンネルは以前からコラボをしたいと度々言っています。しかし、彼らは”最強人見知り集団”のためコラボできる相手が限られています。

また社外の人間にあんな狂った企画の片棒を担がせるわけにはいかないので、ふっくらすずめクラブとのコラボ回だと思います。

AI企画はかなり編集に時間がかかるようなので、かまどさんが育休に入る前に撮影して永田さんがニヤニヤしていそうです。

ふっくらすずめクラブの集客の手助けになるということも含め、ありそうな企画だと思います。

 

13.好きなもの本気プレゼン 恐山シャニマス

好きなものをプレゼン形式で紹介する定番企画で、案件との相性抜群の企画。

恐山は以前からアイマス好きを公言しており、Twitterでもことあるごとにアイマスに関連するツイートが見られます。

実際に以前の動画でポプマスの本気プレゼンを案件で行っています。

じゃあ既にやってるし2回目はないでしょうと思ったそこの貴方🫵ちょっと待ってください🖐️

実は好きなもの本気プレゼンを2回やった例は存在しているのです(永田のMTG

そして一番の根拠としては、この度シャニマスがアニメ化し、10月から全国劇場にて先行上映されることが決まっているのです。

シャニマスの公式生放送や試写会に招待されている恐山に案件が来るのは自然な流れではないでしょうか!

※動画でやりそうなこと

多少シャニマスを知っているARuFaが要所要所で「分かる!」と共感を示す

原宿さんがシャニマスのテキストに感心してよく分からないことを言い始める

恐山がキャラ紹介に冬優子について紹介し、永田さんが「あー出ました萌え豚がブヒブヒ言っとりますわ」って言った後に二面性の部分を見せられ永田さんがブヒる茶番。

 

13個には入らなかったその他予想

・MOROHAが言わないこと選手権

ARuFaさんが最近ことあるごとにモノマネをしているMOROHAの革命。

早口のラップですが、メロディーが優秀なおかげで少しぐらいズレていてもどうにかなるので是非ともやってほしいものです。

 

・ロケ

イベント直後ということもあり、ご褒美企画としてロケに行く可能性も。

その中でも原宿さんが好きな”競馬”をみんなで行うロケはあり得そうな話です。

地方競馬は撮影可能なところもあり、大井競馬場船橋競馬場で撮影することを大穴として予想しておきます。

 

・コラボ

オモコロとコラボしてくれそうなYoutubeチャンネルを願望こみで記載

①春とヒコーキ(バキバキ童貞さんと土岡さん)

youtu.be

ネットミームやコピペを動画ネタにすることが多く親和性が高いため

 

②ヨビノリたくみさん

大喜利やフリップ芸などが得意なヨビノリたくみさんは、最近大喜利イベントで恐山と共演しています。キャラクター的にも間違いなくオモコロのユーモアを好きそうなのでコラボする日が来てもおかしくないです。

youtube.com

 

終わりに

ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。はっきりいって本記事は何の生産性もないものですが、ひたすら手作業でオモコロチャンネルについて振り返っていくと新たな発見があったりと楽しかったです(咎人の雛①②は公募企画だが③は公募ではないとか)

せっかくなので今回作った表計算アプリはこれからも更新していきたいと思います(動画URL埋め込んでワンクリックで飛べるようにしたいですね)

今回の予想が当たってるかどうかを楽しみに10月も生きていこうと思います。

それでは、酉医⛩でした。

 

プリキュアミリしら限界社会人がプリキュア20周年映画を見たら咽び泣いた話

こんにちは、酉医⛩です。

突然ですが、みなさんは『プリキュア』をご存知ですか?

プリキュアとは女児向けアニメタイトルで

プリティー(PRETTY=かわいい)+キュア(CURE=癒す・治す)」を

合わせた造語だそうです。

私は数時間前まで1ミリ程度しか知りませんでしたが、今は『プリキュア』を少しだけ知っています。

 

プリキュア映画を見るに至った経緯

まずは今回私が『プリキュア』を知ることになった経緯から。

限界社会人の私はシルバーウィークの初日に休日返上で職場関係のイベントにスーツを着て参加していました。業務ではなく、自己研鑽という名目なのでもちろん給料は出ません😇

9月だというのにまだまだ暑く、会場は人の波で湿気が混じっていました。ネクタイを巻いた首元に滲む汗が、掻痒感と不快感を引き起こします。

「はぁ.....。休みの日まで何してるんだろ.....」

昼休憩時間にため息をつきながらトイレに行った時のことでした。

ピコンッ

スマホを見るとLINEが届いた通知でした。

それは『プリキュア』を初代から全作見ている生粋の『プリキュア』オタクからのメッセージでした。

そのメッセージを見て思わず私はクスッと笑ってしまいました。

大人になっても好きなものを好きと言える、オタクのまっすぐさに。

朝イチで子供に混じって目を輝かし応援していることが容易に浮かぶ、オタクの姿に。

そしてオタクに次のように返信し、イベントに戻りました。

人間というのは不思議なもので、何か目標があると意識がそちらに向くようです。ほとんど知りもしない『プリキュア』をみると決めたその瞬間から、午後の作業が今までよりも少しだけ気が楽になったのです。

 

いざ映画館へ

イベントをなんとか終えた私はスーツのまま近隣の映画館に向かいました。

時刻は21時、レイトショー割引に心が少しだけ弾みます。

スクリーンに入ると遅い時間だというのに座席にはたくさんの人々が座っていました。グループや一人で来ている大学生前後の女性が一番多かったように思いますが、意外にも笑顔で上映を待つ老夫婦が何組かいたのが印象的でした。

 

上映前の予告とちびゴジくん・スパイファミリーによる注意事項を見ながら、私は自分が『プリキュア』について知っていることを振り返って待っていました。今まで女児向けアニメに触れてこなかった私ですが、ほんの少しだけ『プリキュア』について知っていることがありました。

 

大好きなYoutuberである、はなおでんがんチャンネルの理系ネタから、初代プリキュアの2人が最強であることを。

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同じくYoutuberである、ジャック・オ・蘭たん氏の動画から、麻雀(ドンジャラ)で煽りが得意な少女がいることを。

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他にも医師として働いているため小児科で入院している子供達から知らされたり、今回映画を見るきっかけをくれたオタクから伝え聞いた断片的な情報がありました。

 

↓ 以下に私が映画視聴前に『プリキュア』に対して持っていた情報とイメージをまとめます。

①女の子達が悪と戦う魔法少女もの

②変身中には攻撃しないという暗黙の了解がある

③百合要素が大きなお友達にウケている

④最新作には男の子プリキュアが参戦した

⑤初代プリキュアは別格の強さ(はなおでんがん氏の動画より)

⑥麻雀力と煽り力が高い(ジャック・オ・蘭たん氏の動画より)

 

ということで前置きが長くなりましたが、以上のように、

プリキュア』について1ミリ程度しか知らない限界社会人の

初めての『映画 プリキュアオールスターズF』が幕を開けました。

 

ついに始まる『映画 プリキュアオールスターズF』

※ここからはネタバレと間違いを含んだ知識が散見します、ご注意ください

 

開始早々、私を襲ったのは驚きでした。

なんと画面に映ったのは ”荒野” だったのです。

間違えてドラゴンボールの映画を見に来たのかと思ったのもつかの間、可愛らしい衣装を纏った少女達と影のような化け物との戦闘が始まります。

「お、イメージ通りの魔法少女だ。どんな魔法で戦うんだろう?」

初めての戦闘シーンに心を躍らせ、先を見守る私の目の前に広がったのは......

 

圧倒的 ”物理” でした。

 

「えっ、まさかの肉弾戦...?」

思考静止する私の頭をよそに、2人の見知らぬプリキュアは高速移動しパンチとキックで攻め立てます。

「やっぱりドラゴンボールじゃねえか!!!」

心の中で呟いている間に、プリキュアが悪役に投げ飛ばされピンチに....。

 

すると今回のメインキャラらしき水色の髪をした少女が変身!手に汗握りながら見守る私は......

 

視覚と聴覚でぶん殴られました👊

 

スクリーンにはなめらかで美しい作画で彩られていく少女。場内に鳴り響く音楽には、心臓の鼓動を高めていく重低音。まるでライブハウスにでも来たかのような高揚感に、熱に浮かされ涙が込み上げてきました。私の初プリキュアはOP変身シーンであまりの熱量に涙ぐむという驚きのスタートでした。

 

心休まる日常シーンに荒んだ心を癒される

開始5分で目元がうるうるとしてしまった私を待ち構えていたのは、可愛さと温かさに包まれた幸せ空間でした。プリキュア同士先輩後輩のように仲良く先を目指す少女達。

ツンデレ, 食いしん坊娘, お姉さんキャラ, etc.

個性豊かなプリキュア達の日常シーンに口元が緩みました。

その中でもミリしらの私が印象に残ったことを書き連ねます。

 

・マスコット喋るんだ......

可愛らしい小動物が喋ることに驚きました。喋る魔法少女マスコットキャラといえば、某キュ○べえが浮かぶ私としては、このコメコメというキャラも、もしや...と勘繰ってしまいました。

ごめん…、コメコメ…。

 

・ギャグが予想以上に面白い

果物取りに行って牛に追いかけられるシーンや、喧嘩した後足湯に浸かりながら「湯に流して」といったような、ところどころに散りばめられたギャグがクスッと笑えて楽しかったです。

 

・キャラの魅せ方が上手すぎる

初めてプリキュア映画を見るのでこれが定番なのか分かりませんが、それぞれのキャラクター達を魅せるのが本当に上手な作品だなと感じました。

今回の映画では4グループに分かれてゴールを目指すような形で各グループに4名のプリキュアがいるため、合計で16プリキュアが主に映っていくわけです。

短い時間の中でそれらのキャラをどんどん好きになっていったことに何よりも驚かされました。

自分のようなキャラの名前も見た目も知らなかった人間でも、映画の最後には愛着を持ってEDクレジットを見ていたのですから、製作陣の手腕に平伏すしかありません。

 

・性癖の宝庫やん......

これは書くかどうか迷ったのですが、ありのままの感想として大目に見てください。今回プリキャア映画を見ていて思ったのが、作画が細かいところまで行き届いているということ。足フェチの私としてはネイルまで綺麗に描かれていることに思わず感嘆が漏れました。

多様な属性のキャラ達が揃っており、大きなお友達からそういった面でも人気があるのも頷けるなぁと思いました。

(余談ですが、プーカ虐でキュートアグレッション感じる罪深き人もいたのかな?)

 

ストーリはついにシリアス展開に

ストーリーが進むにつれて段々と不穏な空気が流れ始めます。

フラッシュバックする記憶に怯えから曇った顔をするプーカ。

散りばめられた違和感に気づき始めるプリキュア達。

「ループモノなのか?それとも.....?」

先の読めない展開に段々と惹き込まれていきました。

 

悪役に次々と薙ぎ倒されていくプリキュア

「これは幼い児童たちに見せていいのか...?」

そんな心配すら出るほど重い衝撃の真実とシリアス展開の連続。

画面に釘付けにするほど先が気になる鬱展開と美しい伏線回収に、かつての鬱ノベルゲーを思い起こされました。

※筆者は『かまいたちの夜』や『ダンガンロンパ』が好きなノベルゲーオタクです。

 

感動のフィナーレ

仲間のおかげでなんとか生き延びた2人のプリキュアと2人の小さな友達が立ち上がります。

ここからのシーンは圧巻で鳥肌が立ちっぱなしでした。

回想シーンと次々と現れるプリキュア達の再会と共闘シーンの連続。

それはプリキュアをミリしらで見る私にとっては何も知らないもので、感動するはずなどないはずなのに、あまりの熱さに気が付くと涙がこぼれていました。

 

そして私が一番印象に残っているシーンがやってきます。

 

「なんでもできる!なんでもなれる!」

 

みんなの声援を受けて覚醒するキュアプーカ。

その台詞に、立ち向かう姿に、私は咽び泣きました。

 

いつからだろう、人の目を気にして好きなものを好きと言わなくなったのは。

いつからだろう、夢を追いかけず安定ばかり選びようになったのは。

いつからだろう、全力で真っ直ぐな人を馬鹿だと笑うようになったのは。

いつからだろう、夢を叶えた人を直視できなくなったのは。

 

「なんでもできる!なんでもなれる!」

 

それはプーカに対して向けられた応援でありましたが、”安定”を取り”好き”から逃げてきた私にとっては自らに向けられたもののように思えました。

 

そこからは泣き声を堪えるのに必死で鮮明に見えたかと言われたら怪しいのですが、勝ち確BGMと超作画による熱さで鳥肌と笑顔が浮かんだのを覚えてます。

今度こそしっかりとラストの名シーンを味わえるようにいつか2回目リベンジしてきます。

 

終わりに

ひとことでまとめると、”最高”でした。

70分という時間の中にまさしく笑いあり涙ありでした。

そしてなにより、自分の心に刺さる名言のおかげで、自分の”好き”なことをやってみようと思わせてくれました。もともとオモコロさん等の記事が好きだった私はブログを書きたかったのですが、語彙力のなさから生まれる拙い文章に耐えられないと断念してきました。

今回プリキュアのおかげで筆を取る機会が生まれたことを本当に感謝しています。

プリキュア製作陣の皆様、本当にありがとうございました。

 

ほとんど情報を持っていない自分でこれだけ心揺さぶられたのだから、歴代プリキュアを追っていた人々はどうなっちゃうのだろう...?今回見るきっかけをくれたプリキュアオタクに今度聞いてみます。次のプリキュアからリアタイで追ってみようかな...?

 

ここまで読んでいただいた方々にも感謝を。

もしよかったら他の記事を書いたときにも読んでいただけたら幸いです。

それでは、酉医⛩でした。